グリストラップ清掃が楽になる方法

お客様の自社ECサイト。

wordpress + welcart + SiteGuard WP Plugin

の構成で、「保護された通信」と表示されなくて、いろいろやってはみたものの、
ページの中で表示している画像は https:// になっているのに、
welcart のテンプレートタグが吐き出すリンク（aタグ）が http:// なので、
混在があるから仕方ない。
mod_rewrite がうまくないんだろうから、お客さんのサイトの閑散期を待って、
調査しよう。。。とこの件についてはしばしお休みすることに。

時は流れ、久しぶりに WEB担を覗いてみるとこんな記事が！

https://webtan.impress.co.jp/e/2017/10/20/27173


「 HTTPS移行してもHTTPに向けた外部リンクはそのままで問題なし」
おかしな勘違いがあるようだ

え？　そうなの？

（aタグで設定する）リンク先にHTTPのURLを指定するにすることに何の問題もない

chromeのデベロッパーツールで混在の警告が出ているところを探すと、そこには検索窓。





ウィジェット内で home_url(); が http:// を返していることが原因だった。

やはり、検索よりログインが大事なので、検索窓は消えてもらうことに。

そして、やっと、「保護された通信」を獲得することができたのでした。


まとめ
１）welcart でサイト丸ごと SSL 化するときには「SSLを使用する」のチェックをはずす

２）ただし、SiteGuard WP Plugin を使っている場合は「SSLを使用する」のチェックが必要
　この場合、welcartはhome_url()などはURLに https:// は付けてこない。

３）（aタグで設定する）リンク先にHTTPのURLを指定するにすることに何の問題もないので、
　２）でhttp://を出してきても本来は「保護された通信」になるはず。
　だけど、検索窓では form のパスに home_url() が入っているので、ここで、http と https の混在が起こる。

４）SSLとSiteGuard WP Pluginの相性も悪いので、SiteGuard WP Pluginのログインのパス書換えはオフにした方がよい。